©gotohanako art works/2018

​別解!空想ことわざ

zine-2016

​gallery cyg /Iwate

ーーー私たちが普段何気なく使っている成句には、故事成語のように言葉として成り立つまでの物語があったり、ことわざのように例え話で昔の人々からの訓戒が込められていたりする。本書は、そんな「ことわざ」に「故事成語」のような空想のストーリーとそれによる別解の新たな意味を吹き込んだ辞書風短編小説集である。(本編冒頭より抜粋)

 

「別解!空想ことわざ」はART BOOK TERMINAL TOHOKU 2016にて販売された5冊のオリジナルブックです。幼少期、友人とお互いがお互いを独り占めしたいという気持ちから、2人で新しい言語を作成したことがありました。あるコミュニティにおいてのみ通じる用語や親しい人との間でだけ交わされる言葉があると考えます。本作では、既存のことわざのルーツを捏造し、意味を改変して、全く異なる意味作用をもつことわざを紹介しています。

誰に購入されたか知ることのできない5冊は、私と購入者だけで通じる言葉として存在しています。一見おかしな言葉も、誰かと誰かの間では特別な意味を持つことがあるのです。ここに載っている意味でことわざを使用している人がもし現れたら…。見えることのない糸で繋がれた運命の人への種を巻く行為として、この本は作成されました。